このレビューはネタバレを含みます
行け。
菅田将暉と小松菜奈の結婚までの軌跡を描いた作品、ではない。
しかしリアルに人生とは不思議なもので、現実世界においても運命的なを描いた映像と重なるのは気持ち良いくらいの奇跡ではないだろうか。
中島みゆきの糸の歌詞に合わせて、本当に泣かせていただきました。
出逢いと別れ、それぞれの人生。
出逢い方にも別れ方にも、様々な理由や運命がきっと存在しているんだろう。
効率とか安泰とか、そんなものでは計り知れないのが人の性だと思う。
ただラブストーリーという安易なジャンル分けはしたくない内容だが、結局なところを考えてしまうと、それぞれが離れていた時の人生が多少薄くなってしまうような気がした。
とくに榮倉奈々との立ち位置なんか複雑。
浮気や不倫は論外だが、これなら美しいからいいでしょ?とは個人的には思えない。
榮倉奈々とも斎藤工とも上手くやっていける人生もきっとあったかもしれないよね。
ちなみに昔はサビオ派でした。