大大

音楽の大大のレビュー・感想・評価

音楽(2019年製作の映画)
4.0
▼退屈している高校生が音楽の楽しさと出会うお話し


▼これほどまでにメイキングがみたくなる作品もめずらしい

▽元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎、岡村靖幸、スカートの澤部渡、トクマルシューゴ、オシリペンペンズなど、サブカル好きにはたまらん豪華なミュージシャンが参加

▽作画風景や、ライブシーン撮影やレコーディングの様子が見たすぎるよ


▼いい言葉が散りばめられてると思う

▽バンドをがんばれと言われ「なにを頑張るんだ?」

▽「音楽を知らないやつがやるからこそ、良い。」



▼絵はフリーズしているけど、画面の外でなにが起きているかを効果音で伝える手法好き。

▽画面の外で女の子ブチ切れてる音、大好き。



▼実写で撮影したものをトレースしてアニメにする超面倒な工程を経ているからか、動きが生き生きしてる

▽ブレ感も躍動的で良い。



▼音楽のノる人の動きが、画一的じゃなく、それぞればらばらなのが良い!





(以下ネタバレ気味)



▼ラストのライブシーンは「ボヘミアンラプソディ」に匹敵する、いやもしかしたら超えているかもな感動がある。




▼すごい大切なことが詰まってる

▽セッションの楽しさに身を委ねながらも突然襲う、飽き。

▽主人公は音楽に飽きたのではなく、同じことをし続けることに飽きた

▽奥深いからこそ選択肢が多いから音楽は楽しい

▽自分が楽しむためだけでもいい。試行錯誤やアップデートって大事だね。


▼主人公の号泣のシーン、誰の声だよと思いながらもニヤニヤして、エンドロールで岡村靖幸の名前をみて、謎が解けてニヤニヤしちゃう
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