ユースケ

恐怖人形のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

恐怖人形(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

玄関開けたら棒立ちしているでっけぇ呪いの人形に爆笑。でっけぇ呪いの人形のビジュアルが強烈すぎてでっけぇ呪いの人形が登場するシーンは完全にシュールなコント。

他にも、立ちション中に首を締め上げられるとオシッコが鮮血に変わる近藤雄介、「ナメんじゃねえよ!俺は剣道初段だ!」とでっけぇ呪いの人形をしばき倒す黒羽麻璃央、【悪魔のいけにえ】な食卓で変顔をかます福島雪菜など、斜め上から見れば楽しめるみどころが盛り沢山。頻尿、剣道、斧、チェーンソー、罠、猟銃、殺虫剤など、分かり易すぎる伏線もギャグ。あまりの音量の小ささに空耳だと勘違いさせられた主題歌のぶち込み具合も狙いです。

ハイテンションな栗根まことが【ファイナル・デスティネーション】されて、地味かわな石川瑠華がレズったあたりから面白くなるのでそこまで我慢して鑑賞しましょう。

少女の怨みを少女の人形が晴らすオカルト映画だと思わせておいて、少女の怨みを父親(萩原聖人)が晴らすスラッシャー映画だったという【13日の金曜日】展開は良かったと思いますが、そうなると用途に合わせて大きさの違う人形をシコシコ制作する萩原聖人の姿を想像してしまって爆笑。電気を流すとシビれて釘を打つと涙を流す人形のギミックの制作や全てのターゲットの家の玄関の前への人形の設置には苦労したんだろうな。

ちなみに、本作の本来の目的である小坂菜緒のみどころは、水鉄砲での顔射と「おっきくなってる」の下ネタです。ヌイちゃって下さい。