このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
戦車を使ったアクションが興味深かったです。
ただ、気になるところもありました。
①良かったところ
・戦車の操縦描写
戦車をメインとする映画を初めて観ました。
そのため、戦闘の描写がとても新鮮でした。
仲間と協力しないと戦車を動かせない点が良かったです。
胸が熱くなりました。
・序盤と最後の戦闘が対になっている
イヴシュキンとイェーガーの因縁が丁寧に描かれていました。
・握手した後に落ちていくイェーガー
イェーガーがイヴシュキンを認めたことがわかり、良かったです。
ただ、戦闘をスポーツのように扱うのは違和感がありました。
観ていて複雑な気持ちになったのも事実です。
・ほぼ迷わずにイヴシュキンに協力する仲間たち
・イヴシュキンたちが水遊びで自由を噛みしめる場面
多幸感がありました。
②気になったところ
・ドイツ軍が無用心すぎる
ドイツ軍の無用心が気になりました。
まず、T-34の清掃を捕虜に頼んだ時点で、「弾が見つかったら、どうするの?」と思いました。案の定、弾が見つかります。
また、通訳に聞こえる距離で、地雷をしかけるように指示するのも……
最後の戦闘も気になりました。イヴシュキンが「5分待ってくれ。」と頼んでいましたが、イェーガーがこの提案に乗るメリットが分かりませんでした。
イェーガーがイヴシュキンを好敵手として認めているのは分かりますが、甘すぎないかなと思いました。
・イヴシュキンとアーニャの恋愛描写
あまり乗れませんでした。
まず、イェーガーが演習の説明をしているのに、イヴシュキンがまともに聴かずにアーニャを見つめる場面に違和感がありました。「仲間の命を背負ってるのに……」と思いました。
見張り中にキスしてからの交わりも気になりました。
気持ちは分かりますが、緊張感に乏しいと思いました。
③まとめ
エンタメ映画としてはいいのですが、戦争映画としては違和感がありました。
ただ、好きなところもあります。
観て良かったです。