戦車なんてバーッと動かしてダーッと操作してドーンと撃てばいいんだからっ！！
「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」
2018年ロシア
オープニングシークエンスがいいよ！
逃げる車に敵の戦車が迫る！砲撃の狙いの付け方やその威力を敵の戦車で教えてくれる妙味があり、そして砲弾の交わし方を的確に教えてくれるんです。このOP観るだけでもういつ戦車に狙われても大丈夫だぞスゴゴゴゴゴ！砲塔が停止したら4つ数えろォォォオ！！！
もちろんこれだけのはずはなく、戦車の魅力を、戦車戦を、たっぷり見せてくれるの。
砲塔をなめるように削っていく砲弾。
戦車の操縦って手があんなことになるのか！操縦士はあんまりやりたくないな・・・
砲弾食らった戦車の中って地獄オブ地獄・・・気絶してしまったほうが楽・・・そもそもＴ-34の中は超熱いらしいから最初から最後まで地獄だわ！
おお、砲弾を地面にバウンドさせるなんて高等テクニックもあるのか、あれやってみたい！
戦車が白鳥の湖に乗って華麗にバレエ・・・！！！バレエェェエですと？？？なんて美しいんだ！！！
そして戦車戦最大の魅力は一騎打ち！露独の意地の張り合い、ケリ着けるのは橋上の一騎打ちィィィィイ！！
ハァハァ、こんなものはごく一部だからね。もうちょっとスローモーションを少なめにしたらより盛り上がったような気はするけど湛能した。私堪能した！
相変わらずストーリーは知らずに観たもんだから、ロシア版パピヨンもしくは大脱走だったので歓喜！これもまたよし！不屈の精神、男の意地、宿命の対決、戦火に咲く恋の花ァァァア！通訳の女優さん綺麗。あの場面めちゃめちゃドキドキしたなあ。銃向けちゃだめ！
主人公よりも独側敵役に魅力があった。いい面構えで、傷痕カッコ良かったなあ。
人間ドラマの部分の深みがあればなあとちょっと思ってしまったけど、音楽がゲームっぽくて軽いなあとか思ってしまったけど、もしそうだったら大傑作になってしまうので、やや浅めで軽めなところがちょうどいいから快作たり得るのだ！おかしなこと言ってます私？
余談・・・
こんな事大きな声で言ってはいけないのかもしれませんが、私ナチスの制服や戦車のデザインが大好きなんです♡
連合軍のそれより断然カッコいい！！
ドイツ人はベンツやアウディなど「硬い」感じのデザインをさせたら天下一品ですよね♡
この映画でもドイツ人将校が身に纏うナチスの制服に「うおおおおおーーーーーッッッッ！！！！」と鼻血大量出血しました♡♡
