【名作を観ようシリーズNo.55】
《クソ喰らえ…！》
アル・パチーノ×ジョニー・デップのマフィア潜入ドラマの秀作！
FBI捜査官とマフィアの攻防を描いた実話の映画化。
90年代後半はアル・パチーノに夢中で，彼の新作はほぼ映画館で…
当時人気上昇中で脂が乗ってたジョニー・デップと共演ということもあり、とても印象深い作品。
Netflixで再鑑賞。
アル・パチーノが昔気質でうだつが上がらないチンピラ・レフティを熱演している。
こういう役がアル・パチーノの真骨頂ではないだろうか…
”ゴッド・ファーザー〟のマイケルは別格として、”スカーフェイス〟のトニー・モンタナ、”カリートの道〟のカリート・ブリガンテと並ぶくらい、今作のアル・パチーノのパフォーマンスは素晴らしい！
潜入捜査官ドニーを演じるジョニー・デップも好演していて、70年代マフィア・ファッションがイカしていてカッコいい〜！
アル・パチーノとジョニー・デップは意外にも相性は悪くない。
ドニーの私生活も描かれていて、危険からのプレッシャーと家庭のことで苦悩する姿に胸が苦しくなる。
そして…レフティとの間に”禁断の絆〟が…
罪悪感から葛藤するドニー。
そして、クライマックスへ…
哀愁を漂わせるレフティが愛おしい。
『ドニー、お前だから許せる…』
”漢の絆〟を堪能できる逸品。
実際は、6年間も潜入していたとか…すごい…（汗）
久々にギャング映画のスイッチが入ってしまった…（笑）
次はデ・パルマの”スカーフェイス〟か”カリートの道〟、それとも
マーティン・スコセッシの”グッドフェローズ〟”カジノ〟あたりで迷います…（苦笑）
