何かすごいものを見た…というのが、終わってすぐ感じたことでした(笑)
この映画は、一言で言うとどういうジャンルになるんだろうか…。
今回見に行ったのが、「歌詞付き、無発声応援上映」というもので、なんぞや?と思いつつ見ていたのですが、まずメインの楽曲になるとタイトルと歌詞が画面下に出てきてました。
そして、後ろの方の座席の方々が、ペンライトらしきものを振り回していそうな感じがありました(直接は見ていないので分かりませんが、劇場の壁にペンライトっぽいものの光が薄く映っていたので)、無発声応援上映ってそういうことね。
劇中で気になったのは、
・「腕塚」の次に披露されたであろう「重盛」は映画ではやってない…よね?
・「鯨」でお客さん普通に歌ってたけど、それぞれの楽曲って一度きりしかやらないんじゃなかったっけ…何で歌えるん…?
・呪われてそうなあの仮面や、呪われてそうな刀(途中血が出てた)は一体何なのか…?海底から探し当てた刀らしきものは何処へ…?
・光の演出やワイヤーアクション的なやつは、当時の技術で再現可能な範囲で描かれたものなのか、ややオーバーに描いているのか…?(龍は幻想ってことで片付けられなくもないが、カラフルなライトは無理では…)
…なんて、現実的に考えたら負けみたいなものもありますが、一度見ただけではきちんと理解できないところも少~しだけありました。
帰りに購入したパンフレットをちゃんと読めば、色々判明することもあるかもしれませんが。。
しかし、犬王の声と歌を担当された女王蜂のアヴちゃんの演技力と歌唱力がまあ素晴らしすぎるので(森山未來さんの歌もすごかった)、色んな疑問点も吹っ飛んじゃいましたね~、こりゃ確かにペンライト振りたくなるの分かる。
歴史の話なので、二人の歴史上の結末がああいう感じなのはしょうがなくも悲しいですが、最後の最後でハッピーエンド的な感じだったのにはほっこりしつつ少し感動しました。