原作は読んだことがないのですが、「ジャズ」と「上原ひろみ」という言葉だけで気になっていた映画でした(笑)
しかしいつも行く映画館では上映されておらず見に行くのを渋っていたところ、この映画にドはまりした姉からお誘いがあったので見て来ました！
大たちの演奏する、熱くて激しいジャズにめちゃくちゃ興奮しました…！(しっとり系の曲もめちゃくちゃ良かった)
実際に演奏しているのはもちろんプロの方ですが、3人の成長が耳で分かりやすく感じられるような演奏になっていて、フィクションのアニメ作品であるのは頭では分かりつつも、それは確実に「JASSの演奏」になっていました。
一番感動したのは、大がテナーサックスをお手入れしているところ(私自身、中学高校とサックスをやっていたので、綿棒使った掃除とかキーのところにペーパー挟んでタンポの水気取ったりするのが懐かしすぎて、ずっと忘れてた記憶が蘇った気がしてものすごく感動した)…というのは冗談で(笑)、玉田の成長が分かるシーンや演奏ですね。あれはずるいよ…どうしたって泣くでしょあれは😭
それと、3人の声を担当していた俳優さん方も良かった！
原作を読んでいないのと予備知識ゼロだったので、要所要所で挟まれるインタビューシーンが一体何のためのものなのかが分かりませんでしたが、そういった「よく分からない設定」があっても全然問題なく楽しめる映画でした🍀
ただ、気になったところもあり…。
と言ってもくだらない理由だと思うので、このレビューを読んでくださっている方はこの先は読まずに閉じて頂いても大丈夫ですｗ
気になったのは、
・演奏シーンのCG
・顔が似てる人が多い
「は？」って思いましたよね、分かります(笑)
演奏シーンのCGとか、この映画はそこじゃないだろってのは十分分かっているのですが、CGになった途端に
・ガンダムのような肩幅になる大
・2Dとまるで表情が違う雪祈(2Dでは焦ってるのにCGに切り替わるとすまし顔)
・首から下の動きがやたらなめらかすぎて顔の動きと合っていないためにコラ感マシマシの玉田
っていうのが気になってしまい、せっかくの演奏シーンに没頭することが出来ず…。
でも、演奏シーンをアニメで再現するのって相当難しそうですよね…昔やっていた「ピアノの森」というアニメを見ていても思っていました。
自然に見せるのには限界があるし、そもそもこの映画ではジャズの「熱さ、激しさ」を音とアニメ演出で表現しているところがポイントだと思うので、CGの精密さなんてものはぶっちゃけどうでも良いんですよねえ…頭では分かってるんですが…😂
それと「顔が似てる人が多い」、これは完全に自分がアホなだけですが(笑)、区別の付かない人物が何人かいたことで、ところどころで小さな混乱が発生してしまいました…。
まあ、そういった気になるマイナス要素を含めても、とても素敵な映画だと思うので星は高めです🌟
