2100作品目
40代になって死から遡って考えるようになった。
死ぬ時までにどうしてもやりたい事は何だろう。
目を閉じて自身が死を迎える刻をイメージする。
死の間際に悔いがないようにするには今日どう生きるのか。
人生が流されていると感じたらたまに見る映画「生きる」。
自分にとって「生きる」とは何なのか。を映画を観ながら考え続けることができる究極の自己内省映画。
生きてこなかった男が自身の死期を突きつけられ、初めて生き始める。
この映画以上に「切実な生の意義への渇望」を描いた映画を知らない。
もう60年以上経っても色褪せることのない力強さに満ちている。
命短し、恋せよ乙女。
今だからこそ「生きる」ことに真剣になりたい。
映画を楽しみ、映画を語れることを生涯の楽しみとします。
今日もありがとうございました。
感謝して眠りについて、明日また生きましょう。