概ね(おおむね)楽しく、概ね良質で、概ね飽きが来ない…ただ、概ね演出が苦手な感じだった映画でした。
以上。
…あ、ダメ?
まぁ少し書きますか。
とある企業で実際にあった事を描くお仕事ムービーとして良く出来てると思うし、多少フィクションを盛ってるとしてもソレがノイジーになってはいないだろうと思えたので脚本も凄くまとまっていると推測してます。
(まぁ映画より前に前田建設のコレ自体は知ってましたし)
単純に映画として緩急もあり、一難去ってまた一難/訪れる試練、ソレの攻略もスポ根ノリの熱い展開だったりコメディどころかほぼ一撃なギャグ寄りだったりと、展開にアラカルト感がありバランス配分も宜しく、何よりも役者の
「演技のトーンに統一性がある。」
コレがデカかった気がしましたね。
観てて具合悪くなる程の乖離が無い。
手腕なのかミラクルなのかは分からんですが、良かったと思います。
ただ、ナンつうか、こう…
常に映画のトーンというかカラーというか…あまり個人的に得意じゃなかったんですわ。
コレはもう映画の出来どうこうの話じゃないので好きな人にはゴメンナサイとしか言えんのですけど。
だからソコがもし合ってれば もうコレ4.0ぐらい付けて良いぐらいに思ってます。
実際 要所要所で声に出して笑ったり感動したりは出来たので。
とにかくワシには合わない部分があっただけで、ハマる人にはドンズバでハマる映画だと思います!
なんかこんな結論で本当に申し訳ない。