まさに「8マイル」×「ティーン・スピリット」！
実在の印ストリート・ラッパーの半生をモデルに印の有名俳優が演じる“成り上がり”物語。
ムンバイの貧民街で暮らす、使用人の息子:ムラドが、ネットで知り合った仲間たちと共に米ラッパーのNASと共演できるコンテスト通過を目指す。途中途中に、『貧富の差（壁）』『家族の問題』『ラブストーリー』『地元の友情』を織り交ぜ、挫折がありながらも最終的にはコンテストに優勝して、インドで最も有名なラッパーとなる。ってなお話。
ムラド役のラヴィール・シンは印で最も高額な出演料を取る俳優の1人。恋人役のアーリヤー・バットも映画監督と女優の娘で英国籍を持つ所謂セレブ。で、可愛い。
どちらも多数のファン層を持つ“有名人”が、その身・スキル（心の声）ひとつでゲットーから這い上がるサクセス・ストーリーですから、そりゃヒットするはずでしょう。
ちょっとイヤミな書き方になりましたが、HIP-HOP映画として十分良く出来てたと思いますし、感情移入しやすく楽しめる作品です。
