逆鱗

最初の晩餐の逆鱗のレビュー・感想・評価

最初の晩餐(2019年製作の映画)
3.0
人はなぜ家族になるのか?そんなことを考えてしまう作品だった。

圧倒的に1人の方が自由に生きられるが、家族になる人々がいる。
それも今はかつてよりも減っているが…

なぜ、赤の他人と結婚して、一緒に暮らすのだろうか。
中には子供を作り、自分の時間や金銭的な不自由を強いられても、共に暮らし成長を見守る。

昔からそういうもんだという人もいるだろうが、多様性が認められる現代、圧倒的に家族は面倒に見える。

私は、家族はなんといっても楽しいからだと思う。
1人では味わえない楽しさ、苦しい時も共に乗り越えて、楽しい時間を迎えられる。
それが、家族の良さであり、家族になってわかったことである。

てなことを考えながら観たが、登場人物の置かれている境遇が、私とも周囲の人間とも違い過ぎて共感出来ず、憧れや、異なる世界を垣間見た知的好奇心の満足も湧かず、心揺さぶられることなく終わったので、3ポイントとした。
逆鱗

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