作品紹介記事にあるように、比較的、年齢の進んだ方々の喜怒哀楽を追いかけて、「あれっ、あああっ。」と、何度か、結末を塗り替えながら、最後まで、楽しむことができる作品でした。
こちらは、親子で、揃って、米国作品らしい「捻り」を見つけながら観るのがお勧めで、その後の会話が弾んでくれるような気がしました。
さらに、製作スタッフさんの意図としては、もうひとつ、
欧米も然り、高齢化社会が一般的になってしまった中で、私たちは、やり残したことや、それぞれの思惑を追いかけて行くのでしょうが、何はともあれ、自分自身だけでなく、お相手さんの、それまで歩んできた歴史や自負を、大切にしてゆくと、きっと、人生を力いっぱい楽しむことができる原動力になるんだなあ、そして、たくさんの人が、そんな人生を歩き通せることができるといいなあ、とも、伝えてくれているような感じがしました。
