グッドライアー 偽りのゲームの作品情報・感想・評価・動画配信

「グッドライアー 偽りのゲーム」に投稿された感想・評価

大女優ヘレン・ミレンと大俳優イアン・マッケランの競演と聞きミーハー心爆発でみた。

出会い系サイトを通じて知り合った淑女のベティと老紳士のロイ。一見穏やかな始まりに思えるが、実はロイは熟達した詐欺師だった。それも富豪を狙い、徐々に相手の懐に入って騙す腕利きの。裏では血を流すこともいとわないなかなかの冷血漢。関係が深まるにつれ、ベティがどうやらかなりの資産家であることをロイは知る。ここぞとばかりにベティをカモにしようと準備を進める。相手は年配の女性。信用も得ている。簡単に終わるはずだったロイの策略は、思わぬ方向に転んでいく。

展開自体は平凡で特に驚きやドキドキワクワクはない。むしろ、名だたる俳優の芝居の攻防が面白い。

イアン・マッケランの愛情あふれる老紳士から非情な詐欺師への変貌、ヘレン・ミレンのか弱い淑女の奥に見える薄暗い闇。

二人のやりとりが脚本を3倍面白くしてる。「これは何か裏があるのでは…?」疑い深い私なんかは、ことあるごとに裏を読んでしまう。
だからこそ、唐突な昔話に「なんじゃこれ?」と思わないこともない。

それなりに面白い作品だと思います。
ずいぶん前のwowowの録画で。そりゃそうなるでしょうねー、ってはなしでした。そこそこ…。
kiiiko

kiiikoの感想・評価

3.8
ヘレン・ミレン素敵だー!最近素敵な歳のとり方してる俳優が中心の作品を楽しめるようになってきた。

もっと悪どいけど軽快、みたいなテーマを想像していたからあまりにも重くてスカッとした!とは言い難い…けれど、この手の作品はアクション映画とかよりも、手法より比重の高い"動機に秘められたドラマ"に心を奪われてしまうな…。

夫を亡くした資産家と冷酷な詐欺師が繰り広げるだまし合いをえがく。

一人暮らしの老人ロイが出会い系サイトで知り合ったのは、夫を亡くしたばかりの高齢の資産家ベティ。互いに孤独な2人は急速に距離を縮めていく。しかしロイの正体はベテラン詐欺師だった。世間知らずのベティは徐々にロイのことを信頼するようになるが…。

ヘレン・ミレンのクールさが小気味よい。
L4zyCola

L4zyColaの感想・評価

4.0
"グッドライアー 偽りのゲーム"

ムービープラス録画にて視聴
RaMuちゃんがいつの日かの上下半期best5に入れてたのを思い出して録画しといたら、サブスク見放題配信が終わっててレンタルのみになってたので録画しといてラッキー☝️

年配の二人が騙し合う映画ってことで、終始何が本心で何が嘘かを考えながら視聴。最後まで先の読めない展開が結構面白かった。内容はナチスとか性犯罪とかちょっと重めで複雑ななトピックが絡んでくる。個人的にはコンフィデンスマンJPみたいに楽しく見終えてスッキリする映画と期待してたので、見方を間違えてしまった感が否めない。

あとヘレン・ミレンとメリル・ストリープがごっちゃになってたの俺だけかな........??


2022-256本目
ニコラス・サールの『老いたる詐欺師』を原作に、資産家の未亡人に狙いを定め近づいていく老詐欺師の非情な計画が辿る驚きの顛末を描くサスペンス。
ベテラン俳優陣の老獪な演技に魅せられる。久しぶりに"オトナの映画"を満喫。
老詐欺師ロイと資産家未亡人ベティ。出会い系サイト。"近づきすぎると見誤る"。首の傷痕。不審車・銀のアウディ。資産総額280万ポンド。英国的表現"深く想う"。卒中の発作。ベルリン旅行。"本を焼く者は、やがて人も焼くようになる"。ナチ狩りが任務の"Vセクション"。共同投資詐欺。パスワード"Lilies"(百合の花)。ヘイズ&ポールソン銀行。キーパッド。髪の毛と銀のロケット。「秘密の共有よ。自分と神と悪魔と死者で、嘘を重ね巧妙な嘘つきになる」
えりこ

えりこの感想・評価

3.5
ヘレン・ミレン大好き。

お互いに過去のある者同士、ただ騙し合うんだけじゃないのがいい。

出会い系には気を付けようと思いました。
toyo

toyoの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

じいさん詐欺師のお話でした。

タイトルから騙し騙されの展開になることは想像出来ますんで、どう転んでもあまり驚けないのが、もったいなかったです。

じいさんの正体ばれる所からは、驚きっぱなしでしたが。

少年時代のハンスが怖すぎ。目付きからして普通には見えないし。勝手に欲情してレイプして嘘ついて逆恨みの密告とか、財産奪う程度じゃ物足りないくらい。

孫優秀だと感心してたら、プロでした…。
kazuhisa

kazuhisaの感想・評価

3.9
イアン・マッケラン側は詐欺師の設定だから彼の結末は何となく予想できたが…お見事な映画でした。疑心暗鬼になって見てたから勝手に疲れたが面白かった。見終わった後は思ったよりスッキリした気分、タイトル回収も見事だった。若者少な目で地味な映画かもだけど内容で大満足。思いのほかストレス解消にもなる。
シニア同士の騙し合い……かと思っていたら、そうだったんたけれど思っていたより背景がシリアスだったコンゲーム物。

ロイ(イアン・マッケラン)は相手の資産をふんだくるベテラン詐欺師。
今回狙いを定めたのは出会い系サイトで見つけた夫を亡くした資産家のベティ(ヘレン・ミレン)彼女をデートに誘い信頼を得たロイ。順調に計画は進行する筈だった。

イアン・マッケランとヘレン・ミレンの一騎打ち。このふたりがお互い騙し騙され最後に勝つのはどっちか?をバチバチに演じているのを観る作品だった。

何となくナチス絡みがあるんじゃないかと思っていたロイじーちゃん。
何となく『あえて』騙されたフリしてんじゃないかと思っていたベティおばーちゃん。

まさかああいう形の過去が絡むとは。
想定外にシリアスな理由があり。
のほほんと騙し合いの成り行きを見守っていた処が、最後の頃は
(人を騙すのは良くない。それに怒りの憂さ晴らしを相手の気持ちにつけ込んでレイプするのはもっと良くない)
と真顔になり 笑

地下鉄のシークエンスがうまい。
突発時なのに慣れた動き(防犯カメラの向きを動かす演出がにくい)老人と侮る相手を軽くいなして殺害、着ていたコートを変え何事もなかった笑顔でベティと合流する流れは、じーちゃんがかなり悪党な演出……ワルな魅力が発揮されてた。

因果応報であるけれど、それでもロイじーちゃんの最後の姿は憐れではある……詐欺の相棒が見舞いに来てくれたことが唯一の救いか。

物語は主演のふたりに助けられた形かなと思う。細かく伏線を入れていた割に、終盤の詰めが雑い。ふたりの背景を盛り込み過ぎたか。

白々しい騙し騙され振りも、最後の対決もふたりの演技力のバランスが対等、どちらも相手に喰われていないところが流石。

ビル・コンドン監督とイアン・マッケランは『Mr.ホームズ…』に続いて2作目。
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