時間を逆行してノーランの過去作に挑む!!②
時間軸を無視したのも〝連続性″に縛られないためだ。
Christopher Nolan—
偉大なる時間の魔術師 ノーラン。
普通に撮ったら凡作になってしまう作品も、シーンの時間軸をわざと変えることにより。見てる側を混乱させ、最後までくるとハッとさせることができる能力者。
今でこそ名の知れた大作SF映画監督だが、今作やメメントのようなお金をかけられない中で考え抜いたストーリーや演出、その独創性があったからこそなんだと感じた。
フォロイングに至っては、お金がないので普通に働きながら土曜だけ撮影したからめっちゃ時間かかったとか。
つまり私は気づいてしまったのだ。
改めて制約を設けて縛りプレイで映画作らせたらまたもっと凄えの撮れるんじゃないのってことに…
でもなー。もう配給はむしろ彼には湯水のように金出すだろうしなぁ。。
とは言っても、やはりこの男は他の人とは別の視点を持っていて、常に新たな挑戦してるし今後も楽しみである。
と、ここまでほとんど内容に触れていない!凄いぞノーラン!内容よりも監督を語りたくなるぜノーラン!
でももうどうせ時間軸操ってんだろ!?と思いながら見ちゃってるから今作の本当の面白さをもはや感じられなかったのがつらい。
やはり映画は上映してる当時の新鮮な時に見るべきなのである。
過去の作品はもうしょうがないけど、今やってる映画は極力今見よう。それが一番その作品を楽しめるタイミングであるはずだから。