若い男女の切ない人生を描いたヒューマンラブドラマ。
豊原功補と小泉今日子らが立ち上げた映画制作会社である新世界合同会社の第1回プロデュース作品。
人の心に残る役者を目指して上京した翔太は、芽が出ずに年寄りをターゲットにした詐欺に関わって日銭を稼いでいた。
翔太は劇団仲間と故郷の老人ホームで演劇を教えることになるが、施設で働く若い女性ヘルパーのタカラと仲良くなる。
一緒に祭りに出かけるために翔太がタカラの家に迎えに行くと、彼女は刑務所から出所したばかりの父親に暴行を受けていた。
二人の「駆け落ち」のような逃避行が始まる。
二人の切なくて儚い物語です。
そして息が詰まるほど重い。
「アホ、辛いときはこうやって笑い！」
すべてがこのセリフに集約されます。
そしてとっても重い一粒の涙が私の頬を流れました😢
