ソワレの作品情報・感想・評価

上映館(14館)

「ソワレ」に投稿された感想・評価

dozen

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4.2
翔太とタカラ、村上虹郎と芋生悠、ふたりがたまらなく魅力的で素敵でした
陰のタカラと陽の翔太、不安定な安定感と力強さと若さ、男と女がいて物語が流れていくんだけど、この関係がとてもいい

映画から断片的に情報をもらい、自分で物語を塗り重ねていくような感覚が面白かった
役者として登場人物として、シーンによっての表情の変化を観ているだけでも楽しめる
ロマンスのようでサスペンスもあり、青春でもある「観てよかった」と思える作品でした

このレビューはネタバレを含みます

なんだろう…こういう無垢な感じは、ときどきスゴく刺さる。
アジア映画っぽさもあり、フランス映画っぽさもあって、これが見慣れた風景で撮影されてるから、少し嬉しくもあった。
翔太はタカラをきっと探すよね…
逢えなくても、一生探すよね…
そう願いながら、エンドロールを見続けた。
芋生悠さんがスゴくいい。
江口のりこさんの和歌山弁が上手すぎる。
yukke

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3.2
どこまで逃げても、決して逃れられない…社会の底辺を彷徨うような、諦めに満ちた人生に差し込む一瞬の光。今後の人生において、2人が心から笑える日が来ればいいなと思う。
要所要所で、ちょっとなんだかなぁ…となりつつも、ラストには思わず涙。
オーディションでこの役を勝ち取った芋生悠の熱量も圧巻だけど、やっぱり虹郎はいいね、と再確認。ポスターのビジュアルもカッコ良い。
koro

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3.7
印象的だったのはベッドシーン。辛くてせつなくて、涙が出ました。
村上虹郎の演技が良かった。今まで二世芸能人という認識しかなかったけど、イメージ変わりました。
らっこ

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3.0
自分の知らないところで誰かの記憶に残ってるんだよな。
誰かにとっては何気ないことが、誰かにとっては大きなことで。
だから、生きてるだけで素晴らしい。過ちを犯しても、ある程度のことなら更生できる。
どん詰まりの逃避行。絶望感で割と希望が見えないのが辛いところ。

マニキュア良かったなあ!!
ikumura

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3.5
豊原功補&小泉今日子プロデュース第一弾という触れ込みで、
試写会落ちたものの、なんとなく気になってて、思い立って行った久々映画館。
しばらく心にずしーんと来て、何も手につかなくなるような作品。。

紀伊半島中部にある御坊市で、ある経緯から前に踏み出せなくなっている介護士のタカラ(芋生悠)と、売れない役者で劇団の仲間と故郷の高齢者施設に演劇を教えにやってきた翔太(村上虹郎)が出会い、ある事件をきっかけに逃避行へ。。
というストーリー。

翔太をめぐる諸々(特に、なぜそこで一緒に逃げることを選択したのか?というとこの説得力)
のストーリーの運びが唐突で、脚本全体に粗が目立つのだが、それをカバーするような物語の力、
これは紀伊半島の神話との親和性(洒落じゃない)にもよるのだろうか。。
(個人的に和歌山県には縁があるのと、高校の時中上健次に結構ハマっていた)
まだ若手な外山文治監督の、今後にも期待。

「ソワレ」には「夜公演」の意味も込められていて、
実際、翔太が役者であるという設定がだんだん生きてきたり、
「演じる」ことの積極的な意味が示されたりと、
ともすると「表現する」側のナルシシズムで終わりそうなところも、
効果的にまとめていた気がする。

なんといってもタカラを遠じる芋生悠の、
経験してきたものが重すぎて年輪を感じさせるような表情から、
とんでもなく無垢に見えるところまで、
一つの作品で場面に応じて全く違う人にさえ見える演技力が良かった。
村上虹郎も、二十歳を超えたばかりとは思えない厚みと色気をまとっていた
(ていうかUAの息子かあ。。時の経つのは早い!!)
hina

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3.8
梅農家のおっちゃん、かっこええTT
ラストで、まあるい涙が一粒落ちるような、そんな映画
ham

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3.7
すごく惹きつけられるふたりだった。
影とラジオ、マニキュアのシーン、よい!
akyd

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4.4
逃げられる環境で育ってきた人間とそうでない人間を対にして描かれる物語
だが生まれ落ちた環境がどうであれど、結局のところ、劇中のセリフにあったように、人は自分から逃げることはできない。村上虹郎さん演じる翔太は、あらゆることに首を突っ込んできたが、その都度の覚悟の低さたるや、(これまではその場凌ぎでなんとかやりくり出来てきたが)この度はなんの罪もないのにも関わらず、己に追いかけられ、(途中劇的逃避行の酔いから覚めたかれはなんでおれ逃げとんの?と思いながら)逃げることとなったのだと思った。
個人的に最後のシーン(ほっぺ)はしっくりこなかったが、それにしても芋生悠さん素晴らしいかつたです
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