ちぇるごまる

スーパー30 アーナンド先生の教室のちぇるごまるのレビュー・感想・評価

3.8
実話を基にしたインド映画。

「王の子供は王じゃない、王になるのは能力のある者だ」

類い稀な数学の能力がある主人公。
希望していた有名大学の入学許可は得られたものの、貧困のために入学資金が足りず入学を断念。
この悔しさのために、人生をかけてたのは彼同様に能力や希望はあるが貧困が理由でその能力を開花させるチャンスのない子どもたちを無償で教育する塾を作ること。
30人の子どもたちを集め、彼らが一丸となって勇敢に様々な困難に立ち向かい戦い抜いた先には…。

いやぁ〜、熱血教師っていいね。
突っ込み所が多々あり、かなり脚色もあると思うが、153分が長く感じないほど楽しめた。
この主人公ほど本気で子どもたちに学びの場を与える教師が今の時代にも存在していることがただただ嬉しく思った。
インド作品ならではのダンスと歌も織り交ぜながら、老若男女問わず楽しめる映画。
ちぇるごまる

ちぇるごまる