あ〜面白かった‼️
これはアルモドバル監督の代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』を作る為の伏線なのでは?という程にそこへ繋がる鍵のようなものが散りばめられている✨
アルモドバル独特の世界観で映し出される映像はやはり色の世界。特に赤を有効的に使っていて、画面から発せられる色の配置バランスを計算し尽くしているのは凄い。
内容は、不在がちの軍人の夫に過剰な愛情を持ち、寂しさ紛れに名前を伏せてロマンス小説作家として活躍している女。しかし現実は小説のようにうまくいかず、夫からは愛想を尽かされ...挙句に親友と浮気されて...
普遍のテーマ、愛する事、愛される事を模索し、1人の人間として自立する過程を描いている。
家政婦を雇っているが、それがなんと驚く本物のフラメンコダンサーのマヌエラ・バルガス💃そしてその息子役になんとまぁ、ホアキン・コルテス🕺2人が俳優として登場し、2人の踊るフラメンコシーンも堪能出来る💫
母親と妹との機関銃のような会話。どの会話もスピード感があって、一筋縄では行かない、皮肉た〜っぷりのアルモドバルならではの雰囲気で本当に楽しめた🎶
※私的には、スペインのフラン🍮(どでかいプリン)が出て来たのが懐かしくて食べたくなった〜💕
そしてまたフラメンコ💃も踊りたくなったー🎶