これだけのキャストでこれだけのクオリティを配給会社ではないネットフリックスが実現してしまった。もうワーナー、ユニバーサルはうかうかしていられない。
映像作品としてはネットフリックスが誇る王道ミュージカル作品という事もあり、装飾とか衣装とか楽曲とか、本気でオスカーを取りに来ていた。その辺のクオリティはララランド張りだったと思う。
そして主演のエマを演じた無名のジョー・エレン・ペイマンの華というか魅力が凄い。どう考えても歴戦の俳優、女優達に押し潰されそうなキャスティングなのに彼らを押しのけ誰よりも輝いていて、この"the prom"を一人完全にものにしていた。