豆onpeets

オペラ座の怪人の豆onpeetsのネタバレレビュー・内容・結末

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

胸毛が金髪ジェラルドバトラー🙈
(トゥームレイダーで是非確認を😂しない?)
 

ファントム役のジェラルドバトラーは声がロックでかっこいい。

それに対するオペラ調のしなやかな歌声のクリスティーヌ役のエミーロッサム。
この対比が良い!

それに歌を聴かせるのでは無く、
役を演じてるてのが映画だな❤️‍🔥
って感じで好感度高し🎵


💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀

時は、
1919年オークション会場
映像は白黒と色彩を帯びていない。


そこではオークションが開催されており
どうやら昔にオペラ座にあった骨董品を
競り合っている様である。


目録番号666
破損したシャンデリアのオークションが始まる。



そのシャンデリアに火が灯されると同時に
オペラ座の豪華絢爛だった記憶が蘇り
劇場は煌びやかな色彩へ。



1870年のパリオペラ座へとシーンが変わる。
そこに流れる音楽は
「The phantom of the tpera」



この導入だけで世界観に引き込まれる事間違いなし。


それにこの曲を聞いたことがない人は、ほとんど居ないはず。
車のCMでも使用されてましたし‼︎🚗



この有名な曲も含め、
アンドリューロイドウェバー作曲の
名曲をメインに場面展開して行くので
歌を覚えると映画のシーンを全て脳で再生されるくらいに歌とストーリーがリンクしている。



1925年、1945年と比べてホラー感は薄れたが
イケメンのファントムにより繰り広げられる愛憎劇は、女子がうっとりしちゃう世界へと変貌した。



メロドラマみたいなオペラ座の怪人ではあるが、
ここでも、怪人=芸術のメタファーぁぁ。。。
は健在である。


逆に強くなったのでは無いのだろうかと思った。



💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀


    🌝考察と言うより妄想🌝



【ファントムは音楽の亡霊。】🌹


クリスティーヌの
音楽をとるか、愛する人を取るかの
せめぎ合いのミュージカルである。


ファントムは音楽の亡霊だからこそ。

クリスティーヌが好きなのでは無く
クリスティーヌの恩師であるが故の愛情


そのセリフが

「私に仕え、歌ってほしい。
私の音楽のために。」


私の音楽の為に、、
私の芸術作品を完成させる為に、、
お前は必要な一部なのだ、、
、、な感じでしょうか。


それに、ファントムは、クリスティーヌに似てる蝋人形を作ってるんです。。

ね、、ど変態でしょ❓



それ程までに「美」への執着は他の人間に比べると恐ろしい程、憧れと憎しみが深いのだと考えさせられるシーンです。


なので、

オペラと言う素晴らしい作品を
美しいクリスティーヌが歌ってこそ完成する!


と考える怪人はクリスティーヌを芸術作品の一部で心底愛しているのだと思います。


クリスティーヌのセリフで
「懇願するようなあの目、私を威嚇しながらも憧れに溢れてた。」
の一言がその眼差しの要因だと思われます。





【クリスティーヌと音楽の絆の深さ】🌹


クリスティーヌは
昔は純粋に温かく楽しかった音楽がいつの間にか
違うものへ、と変貌し冷たく重いと言います。



昔のファントムの歌を聞けたら、、。
しかし、その夢を叶えるのは私自身なのだから。


とも。


天才とまで言われたファントムの歌
昔に聞いた温かく優しい歌を聞くには
自分が奏でるしかないのです。


そして、苦しさからクリスティーヌは音楽を捨てようと試みます。



「いつか”さよなら”を言うとわかっていても
私を許し、生きる術を教えて
その努力する力を私に与えて
思い出はいらない
私に”さよなら”と言う力を与えて」


しかし、
歌に取り憑かれているクリスティーヌ。

彼女が恋と芸術の狭間で彷徨います。。

ここも良いシーンです♪





【ファントムは何故
クリスティーヌを解放したのか】🌹


ファントムはサーカス団で見せ物にされていた事から家族からの愛も知らなかった。



それを思うとファントムは
家族愛も恋愛も友愛も憧れも知らない。

ただ、クリスティーヌに抱く感情のみ。



ファントムは自分の持たない「美」の象徴
クリスティーヌを手に入れたかったのでしょう。

「美」を手中に納めたいと言う憎しみも感じられます。


恋人をステータスがわりにする人の
心情と似ているのかも知れませんね。




ファントムは醜い姿と魂をも露呈しながら
クリスティーヌにラウルの死を選ぶか
自分を選ぶかを迫ります。



同情をされた事さえないファントムに
クリスティーヌは憎しみ哀れみ同情を示して熱いキスをします。 😘



もしかすると友愛や家族愛に似た感情も有ったのかもしれません。



ファントムからすれば偽物の愛でも良かったのでしょう。


自分を真っ直ぐ見つめてくれた人が居たと言う
事だけで本望だったのだと思います。

崇拝する「美」からの同情という報復。



ファントムは人間から憎しみと恐怖以外の感情を
初めて示してくれた彼女に焦点があいはじめます。



音楽を紡ぎ出す器から
1人の人間として認識したのだと思います。


1人の女性として愛するべき人間だと悟ったのでしょう。。。。




「クリスティーヌを解放する事」こそ

顔では無く魂が歪んでいると言われた
そんな彼の魂が少しは救われたのかもしれませんね。


そして彼は1人また暗闇に消えていきます。



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クリスティーヌは1917年に死んだ。
オークションの2年前。

墓には良い妻であり、良い母と書かれている。
ラウルはそこに怪人の持っていた手回しオルゴールを置く。

そして、側には怪人がクリスティーヌに良く送っていた黒いリボンを付けた薔薇があったのだった。


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   【見どころ満載】

⚫︎勿論、シャンデリアのシーンは最高。



⚫︎バレエと🩰首吊りシーン



⚫︎ファントムとクリスティーヌが一緒に歌うシーンはラウルもうるうるしちゃう程美しかった。



⚫︎マスカレードの仮面舞踏会のシーンは圧巻
そこからのドクロの仮面のファントムの衣装のカッコ良さも異常😂



⚫︎耳つきの麻袋をかぶってる子供の頃のファントムのシーンは可愛い😍
ジェイソン君みたいで連れて帰りそう🤤



⚫︎しかし、カルロッタの靴酒を👠飲まされる支配人、、、。。。1番ホラー


🌚🌚🌚🌚🌚🌹🌹🌹🌹🌚🌚🌚🌚🌚



紅茶とクッキーと🍪頬杖をつきながら少女の様にうっとりしながら是非ともご鑑賞あれ〜👋

早く「ウィキッド」を映画化して〜✨
豆onpeets

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