春九千

ブラック・レインの春九千のレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
5.0
最高、感動、痺れるほどに格好いい!

マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作、全員格好よく、目の使い方が印象的

リドリー・スコットの手にかかるとこうも日本を魅せれるのか
東京じゃなく大阪っていうのもいい

そして雰囲気作りがうまいと感じざるを得ない、BGMの使い方がほんとにうまくて無意識に雰囲気を感じ取れる

また80年代なのにどこかSFチック、『ブレードランナー』の誇張日本も撮れれば、今作のような地に足のついた日本も撮れる

違和感のある日本語もほとんどなく、街並みの違和感も少ないし、バイリンガルの使い分け、話せない人は話せないというメリハリがある

日本とアメリカ、集団と個、戦後の変化やそれぞれの長所短所など、偏りすぎた意見はあまりなく学びが多い

それにしても惚れちゃうね〜あの世界観

バイクのエンジン音は完全にマルチだけどいい音
さらに服、車、いい…セドリック、クラウン、キャデラックにベンツ、黒いセダンに乗りたくなる

日米スターの掛け合いと思想の融合、80年代の雰囲気、胸熱な展開、いやぁ〜本当に楽しませてもらいました、どうもありがとう
春九千

春九千