タイトルが最高。
終始泣いてた。なんでだろ。
いろんなものが混じり合った涙だった気がする。怒り、憤り、喜び、羨望、悲しさ、歯痒さ、悔しさ。
圧倒的エネルギー!
:音楽。フェミニズム。人種差別。高校生。自治。自分の体を愛すること。
なのにそれを上回る現実。
:催涙弾。暴力。軍と警察。無関心。
極右の政権とはいえ社会運動を敵視することを公言するとか、あそこまで反民主主義だとは想像してなくて唖然とする。抗い行動した結果強い反動でさらに弾圧されるようになって尚、彼女ら彼らが戦い続けていることに本当に本当に尊敬の念を抱く。
「私たち女は自ら女性蔑視を受け継いでいる」(うろ覚え)。
ワード強い。実感がこもってるからだと思った。バンゾ。
常に抗う側でいたいと思っているのに自分が日々使ってる/触れているワードが映画の中で権力側が使うワードと重なりつつあることに嫌悪感と焦りを覚えた。不当、迷惑、、、
やっぱり占拠ってワクワクするんだなあ。と思い。(アナキズムで暴動にワクワクする感じですね)
でも暴力とか過激化とか、そういう火種はやっぱりどこにでも落ちてると感じる。それを避けて運動をしていくためには?
さらに言えば、非暴力でできる限りのことをやってんのに他の誰も助けてくれない(無関心)場合は?
法を盾にするが法は1番大切なものではない。手段でしかないのに。
っていうかなんで権力側が権力使うための道具と化してるわけ??ってキレてる。
映画館を出たら、雨上がりの夏の夜で、それがすごく合っていると感じた。
・メディアで日常的に外国のニュースが入ってこないことに怒りを持っているのだけど(今は逆にウクライナ一色になったが)、やっぱり自分で学びにいかないとダメだなと思った。とりあえずあの大統領選について調べる。誰が彼を当選させた?どんな思いで?
・父を誘ったら「俺も若ければなあ」と断られて、私もそうなるのかなと焦る。
・原題も最高なのかなと思って調べたら良い!!!
・最後の爆音が凄すぎて全部吹っ飛んだ。なに?映画館のバグ?
・学校では議論の仕方とか教えてくれないって話、日本だけじゃないんだ。
・沖縄で警察に警棒で殴られた高校生が失明して、若者が警察署囲んで投石した話を思い出し、それとこれとで私の受けるイメージどう変わってんだろとか思いながら
伊勢崎賢治さんの「暴力は比例である」という論を考えてる