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シャン・チー/テン・リングスの伝説のmmmのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分からはあまり選ばない作品。
…ええ、推しのレビュー作品でした(笑)
相変わらず不純な動機ですが、確かに作品の選択域は広がってる今日この頃。
ありがとうございます!

というわけで、マーベル作品🔰
感覚的には、ゲームの世界観がそのまま実写化されたようでした。
(ゲームは自分じゃやらないけど、人の見るのは何時間でも大丈夫なんです。)

スピード感やテンポのよさといい、ほどほどファンタジーさも思いのほか受け入れられちゃったのは
もしかしたら、初のアジア系のヒーローってことで入り込みやすかったのかも。

知らずに見てたら、フェアウェルのオークワフィナが出てきてびっくり!
しかも、他作から引き継いだのようなあのキャラクター。
(フェアウェルのレビューのあるシーンを「アベンジャーズみたい」って書いてて、
なんとここで張った覚えのない伏線を回収してしまった)

人当たりが良くて大胆。
肝っ玉姉さんみたいな彼女と、主役のシム・リウとは職場も同じで友人
(これから変わっていきそうだけど)っていう設定もよし。
ふたりの掛け合いは面白いし、これはよいパートナーになっていくのかな。

そして、トニー・レオンっていったら、「恋する惑星」と「ブエノスアイレス」
その記憶から一気にマーベル!
ほどよくオジサマになっておられましたが、やはり色気があるな。
それにしても、このお父さんはゲンドウと重なってしまって
「嫁愛しすぎても身を亡ぼすんだなぁ」なんて思ってしまうのでした。

だから父子の対決の最中、ずっと片隅にあの曲が流れて電車の中のゲンドウとシンジ離れず(笑)


肝心なアクションシーン、東洋武術の型が綺麗でしたね。
しなやかで美しい!
そして、CGと結構相性がよいんだなぁと、呆気に取られてしまいました。

序盤のバスのアクションは、傘こそないけどジャッキー・チェンの影響大きそうだし
マカオのファイトクラブの外壁のシーンとかもね。
元ネタが色々ありそうですね。

衣装や音楽も、なんというか西洋からみる東洋のイメージが強めなんだろうなぁと思いつつ
それが良く作用してたというか、特に音楽のジャンルレスMIX具合は名の通り、マーベルの新しい時代が到来なのかも。

(慣れてないもので)最後にきて、「あー、そっかこれ続いていくのか」と思うと、改めて最初から見ておいて良かったと思うのでした。

若い時、まったくアクションの良さ分からなかったけど
単純にみてて気持ちいいし、やっぱ強い=かっこいい!
食わず嫌いならぬ、観ず嫌いはよくないですね。

最後に、モーリスをモフりたい…(´ω`)
mmm

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