Mariko

ソー:ラブ&サンダーのMarikoのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
3.1
『ラグナロク』大好きで、その後『ジョジョラビット』『マンダロリアン』を経てタイカ・ワイティティの大ファンになってたので、今作の監督続投を聞いた時Yeeeeeeeees!!! と(さながらサカールのスタジアムで戦う相手がハルクだとわかった瞬間のThorのように)ガッツポーズしたのはいつだっただろうか…

残念ながらその期待を超えてくれず、、相当楽しみにしてたこともあって結構ガッカリ。レビュー書くのやめようかとさえ思ってたけど、落ち着いて考えたらまあ一応書いておいた方が良いかと。
 

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いや、別につまらなくはなかったのよ。喪失と救済をテーマにしてることも伝わってはきたし。
でも『ラグナロク』には遠く及ばずだった。なんだろうなあ、心躍る瞬間が全然なかったというか。。ジェーンにそこまで思い入れがないっていうのがひとつ、ロキがいないことがひとつ、あたりはハッキリしてるんだけど。満載だった小ネタにそんなに笑えなかったこともあるし、ムヨルニアがステロイドみたい💦な扱いになってるのもなんだかなあと思ったし、拐われた子供たちをああいう形で「戦わせる」のもどうなのよ、とか、まあフィクションだしねえと言ってしまえばそれまでなんだけど、シリアスとコメディのバランスの問題というか、、あんまり好きじゃなかった…。

あと今回あらためて思ったのは、コメディリリーフとしてのソーって、傍にハルクだったり、ロキだったり、またはロケットだったりっていう相方がいてこそだな、っていうこと。だからGoGが案外冒頭だけで退場しちゃったのも残念だった。
まあ、基本的にソーは見目麗しいので観てるだけでhappyっていう側面はもちろんあるんだけどね。

よかったのは、最近心配になってた「なんでもマルチバース頼み」にはなっていなかったこと。
大好きなストームブレイカー(あれが作られたくだりが大好き💕)がキュートだったこと。
あと地味ポイントとしてはハイムダルの息子がそれらしく育ってたこと。

ああ、あと個人的にGN'Rにあんまり興味がないことも大きかったかもなあ。ラグナロクでImmigrant songでソーが降臨したのは最高だったので。

でもラグナロクは繰り返し観れば観るほどハマったので、これもそういう要素がないわけじゃない、かもしれない。だから配信になったら、また観る、かも(観ないかも)。
Mariko

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