にっきい

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのにっきいのレビュー・感想・評価

3.4
ティ・チャラ(ブラックパンサー)の柩が軽そう。

2018年の『ブラックパンサー』の続編って事で楽しみにしてた作品。
チャドウィック・ポーズマン亡き後、どう繋がるのか楽しみでした。

ハート型ハーブを作る話し。
予告で海からの敵が来るので漠然と『アクアマン』に似てると思ってました。
守護者ブラックパンサーを失ったワカンダに、アメリカやフランスがヴィブラニウムを狙って暗躍を続けていた。
アメリカが海底でヴィブラニウムを発見するのだが、そこはククルカンが治める海底王国タロカンだった…、って話し。
よく未知の鉱物として使われるのは"アンオブタニウム"。新作の公開が控える『アバター』や『コア』などに出てました。
でも今作はヴィブラニウム。
確か予告にも出てたと思うんですが、今回のラスボスククルカン(ネイモア)はくるぶしにちっさい羽根が生えてて、それで空を飛ぶんです。
あの大きさの羽根で身体が浮くかの疑問は置いといて、見た目がカッコ悪いんですよ。
何故海底人なのに羽根がある設定になったんだろう?
地球の表面の大部分が海だから、海に隕石が落ちてそれにヴィブラニウムがあったのは分かるけど、それが普通に素潜りで行けるくらいの場所にあって、たまたまタロカンの人々が見つけたって、世界中が必死で探してるのにおかしくないですか?
更にタロカンの人々はヴィブラニウムの成分を身体に摂り込み変化してるから納得するとして、人質になったシュリ王女とリリが海底から大急ぎで逃げるのは、潜水病になるので無理じゃないですか?
ストーリーとしても、前作て部族を纏めるのはすんでいるけど、新たなブラックパンサー誕生物語なので、またまたブラックパンサーが出てくるまでにかなりの時間がかかる。
結局ラストに1回出てきただけ。
仕方ないとはいえ大筋が前作と同じってのはなぁ…。
普通に考えたらあの人がブラックパンサーを継ぐのが順当なんだけど、今回新たに出てきたリリと言う少女が、ラモンダ女王がククルカンに襲われた時に一緒に居るので「もしかして?」と思いましたが、まあそんな事はありませんでした。
色々気になるところはありましたが、迫力あって面白い映画でした。

これ観てた時の話し。
ボクより少し遅れて入ってきた男性が、自分の座席を探してウロウロされてたんです。
しばらくして見つけたみたいで座ってたんですが、更に後から来たカップルに間違ってると言われて移動。
本当に間違ってたのか、見易い席に勝手に座ってたのか、なんだったんでしょうか?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年11月23日
鑑賞回:16:45〜19:00
劇場名:TOHOシネマズ二条
座席情報:SCREEN9 Z-4
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:161分
備考:割引
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