このレビューはネタバレを含みます
ベネディクトカンバーバッチの素晴らしいところは、何かしら心身に障害があったり、少しその兆候が見られるような役を繊細に、温かく演じるところだと思う。ルイスの少し不器用ながらも、気を使う心や、次々訪れる苦難にも負けずに、エミリーとピーターと共に懸命に生きる様子に心打たれた。ただ、一番上の妹がヒステリックすぎて、全体の演技の調和を乱してる気もした。そしてまた、絵を描く世界の端っこにいる者として、彼のように描かずには生きていけないというタイプではないので、尊敬の気持ちが湧いた。私も猫飼おうかな…
