このレビューはネタバレを含みます
1作目公開時にヴェノムがエディに寄生するまでの展開が長すぎるという感想が多かったせいか、今作は上映時間1時間38分という昨今の大作シリーズ物としては控えめな時間。
<大殺戮>の名前通りの暴れっぷりのカーネイジとヴェノムのバトルをもっと見たい気がしつつも、ヴェノムが一方的に痛めつけられるだけの展開を繰り返されても苦しいので無駄のない潔い時間。
ヴェノムとエディが1作目以上に愛くるしい仲になっており、お互いがお互いのことを好きすぎるのがよく分かります。
この2人の日常シーンはもう少し欲しいくらいでした。
カーネイジの子「トキシン」がマリガン刑事に寄生しているかの様な演出もありヴェノムとしての次回作への種まきもバッチリでしたが、それ以上にラストのサプライズが衝撃的。
2019年のソニーとディズニー対立のニュースを見てから大人の世界の難しさ改めて感じ、和解したと聞いても半信半疑でいつまた対立するかと思っていたので、本格実現へ近付いている様子がカタチとして見られて感動しました。
2021年 新作55 / 旧作40
