たかちゃん

0線の女狼群のたかちゃんのレビュー・感想・評価

0線の女狼群(1960年製作の映画)
1.5
三輪彰の作品は観た記憶がない。『スーパージャイアンツ 宇宙怪人出現』を小学生の時に観ているだけだ。で、本作だが、良いところがない。悪人がステロタイプで、個性に乏しい。ボスの丹波も、置き引きや万引きの元締めとは情けない。ヤクとか銀行強盗には手を出さない。最後が女たちに追われ、ビルの壁面に逃げて転落死では、ただの空威張りだったのかよ。ヒロインを守ろうとするお兄ちゃんは、モラルを気にしてばかりで、結果的に足を引っ張っている。三輪には、曲谷、小森白、志村敏夫のような新東宝監督のようなインパクト、ハッタリに欠けるのだ。
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