玉生洋一

禁断の惑星の玉生洋一のネタバレレビュー・内容・結末

禁断の惑星(1956年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

古典名作をようやく鑑賞。
筋も一本通っていてスッキリまとまっている。

スタートレックに慣れた身としてはすんなり見進められたが
後年生まれたより複雑なドラマと比べると
アッサリ感は否めない。
今映画化するならば、星に到着後の人間ドラマがこってりと盛り込まれるのだろう。
船長と娘の馴れ初めも意味不明なので
そこをじっくりと描いても面白いだろうし。

しかし、女性に飢えた部下たちに囲まれながら
ひとりでヒロインとイチャイチャする船長は
人としてどうなのか。
暴動はなぜ起きないのか。

ロビーがもっと物語の核心となるのかと思っていたが
本筋とは関係のないマスコットキャラだった。

期待していたジャケットのシーンはなかったけれどどういうことなのだ。

※2022.1 BSp。