おもろー!
おもしろい!
これはおもろい映画でござんした。
映像はかっこよく、なおかつ特撮独特の野暮ったさを、どこかに感じさせる懐かしい動き!
脚本も作り込みつつ、肝心な部分をムリヤリ突っ切る粗っぽさも、ヒーロー映画っぽくていい!
メフィラス星人のフォルムかっこいい!肉弾戦いい!
vsザラブ星人の空中戦インザ・夜景!
巨大・長澤まさみもいい!確かにこんな回もあったな。
極め付けはゼットンね!
原作でも、ゼットンの炎は一兆度でした。
これはのちに空想科学読本で、「もし仮に一兆度の炎が吐き出されたら、その瞬間太陽系は消滅する」と揶揄されたトンデモ設定だったのだが、
なんと今回はその設定を逆手にとって脚本を展開!
ゼットンの圧倒的な存在感は残しつつ、フォルムを大胆にチェンジ!
そうなのよ、ゼットンて本作で描かれたくらい、本当に絶望的な存在なのよ。
私、ゼットンファンだからね。
ゼットンの凄まじい迫力を換骨奪胎で描いた手腕に大拍手!!
いやー、よかったよかった。