ピーターパーカー

シン・ウルトラマンのピーターパーカーのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.5
楽しめました。この作品をきっかけに、ウルトラマンの認知度と人気が高まってくれることを願っています。

<良かった点>
・BGMや各種効果音などなどオマージュがてんこ盛りなこと。これにより原作ファンは随所で楽しめる。
・山本耕史とメフィラス星人の親和性の高さ。このキャスティングは大成功。
・「一兆度の火球」という原作ゼットンのトンデモ設定をうまく活かしてくれたこと。
<微妙な点>
・CG技術。ハリウッド映画を見慣れている人にとっては特に見劣りを感じるだろう。戦闘シーンの描写にはもう少し力を入れて欲しかった。
・各キャラクターの背景や人間関係の掘り下げの浅さ。このため、ウルトラマンが命を賭しても構わないと思える程に人類を愛することになったことに対して共感できない。
・終わり方。あの締め方では唐突感を否めない。