係長心得

シン・ウルトラマンの係長心得のレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
4.3
サービス精神たっぷりに往年のウルトラマンの主要エピソードを盛り込んだなんとも贅沢かつ忙しない映画🎞

一体、何体の禍威獣が登場したのか、もう一度、数えながら観てみないと分からないほどうじゃうじゃ出てきます😅

これだけの内容を2時間以内に詰め込んだ編集の手際の良さが、素晴らしいです👏👏

禍威獣のデザインが、使徒風にアップデートされていることで、改めてエヴァンゲリオンにウルトラマンの影響が含まれていたことに気付かされました。

本作では、逆にエヴァ色の強いウルトラマンとなっているので、それらの改変演出をエヴァを観ていない人が楽しめるかどうか少し疑問です。

会話劇の部分は、シン・ゴジラの方が風刺と緊迫感は上回っていたと思います。とは言え、本作の禍特対の会話は、どこかコミカルでまさしくバディー感を楽しめました。

皆さんが絶賛している山本耕史の胡散臭い演技は上がっていた期待値のハードルを上回る出来。居酒屋🍶のシーンは最高に笑えました😆

人類弱すぎ問題や、ラスボスはどんな理屈で退治されたのかがよく分からないなど、ストーリーに粗があるのも愛嬌の範囲😅

観た人とお酒🍻を飲みながら話したくなる、複数回行く人が多い、などの評判も納得の作品です。
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