ウルトラマン好きにはたまらんのだろう、ということは何となく理解した。
冒頭で怪獣と人類の闘いの歴史を振り替える時から昭和のウルトラマンをリスペクトしているんだろうなぁというのが伝わったし、効果音やBGMにもそれは感じ取れた。
一方で、映像は現代化していて、特撮っぽさを残しつつもハイ解像度のCGで放たれるスペシウム光線や八つ裂き光輪はかっこよかった。
話の展開が早く、ネロンガを倒し、ガボラを倒し、ボスかと思われたザラブまですぐに倒し、メフィラスやゼットンとまで戦うという戦闘シーン盛り盛りのストーリーだった。
これに関しては子供も楽しめたのではないだろうか。
大人も、宇宙人が敵対してきた際の政府の動き方などが所々リアルっぽくて見ごたえを感じたのではないか。
ただ、シンゴジラは、未確認生命体が出現したときの政府や自衛隊の動きを細かく映像化していたが、今作は条約の締結ぐらいにとどまった。
ちなみに男が最も楽しんだのは、ウルトラマンが風呂に入ってない女の臭いでベータボックスを追ったシーンでしょう。
爆笑してしまったわ。