迫力満点💯❗️
驚異の全編ワンカット撮影は伊達ではなく、このストーリーを語る上での必然だったと思える素晴らしい構成と画の力を感じました。
じーんとくるシーンが何度もあり、スコフィールドとブレイクの必死さに観ている方まで巻き込まれていく感覚があり、けどそれが押し付けがましくなく、恐怖の連続でしたが、不思議と嫌な感じではなく、ある意味心地よかったよーな気がします。
人間として生きている実感を疑似体験できたというか、うまく表現できませんが。
これは映画館で観たかったですねぇ…
撮影はロジャー・ディーキンスだったのを観た後に知りましたが、なるほどと納得しました。
たまたま最近観たプリズナーズも緊迫した映像が秀逸でした。
今作は、容赦ない戦場の非情さの中で、逆に田園風景が美しく映え、燃え盛る市街地までもが綺麗に感じられ、それがまた哀しみを誘うような映画ならではの感情の揺さぶりを堪能できました。
どうやって撮ったんやろという場面が目白押しだったので、メイキングが見たくなりますね〜
音楽も映像を引き立てていて最高でした。
先にドキュメンタリーの 彼らは生きていた を観ていたので、今作の戦場の再現度にもびっくりしました。
合わせて鑑賞されると感動が倍増するかと思います。
どちらも名作だと思いますが、観終わった後に戦争の虚しさを強く感じます。それ故、是非観るべき映画なのだと思います。
