まめた

1917 命をかけた伝令のまめたのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

過去にタイムスリップして神の目で2人の兵士を1日追って見ている感じ。戦争の臨場感と緊迫感が伝わる。長回し撮影に適した題材なんだろう。
戦争は何人が亡くなったと数字でみることがあるが犠牲になった兵士一人一人に人生があって親や家族がいる。国に忠誠心をもって戦うという表向きの高尚な名目はあるが早く家に帰りたいというのが本音だろうな。歌をきく兵士たちや母親の写真を見つめる兵士を見ると辛いものがあった。

面白いというよりは戦争ってこんな感じだったのかもしれないとその場を体感できる映画として新しいし戦争について考えさせられる良い映画だと思う。

戦争映画は変に話を作って盛り上げたりしない方がいいのかもしれないな。

イギリスの国が推した映画だろうか。イギリスを代表はしる有名俳優が少しずつ出ていて贅沢だった。
皆役にバッチリ合っていた。主人公の若い俳優もよかった。友だちが亡くなって使命に目覚めた時は人が変わった。必死の演技がよかったな。
まめた

まめた