ワンカット風の撮影ということでしたけど、真ん中らへんで長い暗転もあって、2カットでないですか？ 違うのかな。
映像は新体験というよりは、オープンワールドゲームのイベントをずっと見ている感覚です。映画館では経験したことないけれど、あまり目新しい感じではないです。最後のほうの「こんなにがんばってもどうせ戦いは続きひとは死ぬ」みたいな虚しい感じはよかったですが、全体としてはちょっと退屈でした。
予告編を見た段階では、昼のシーンも夜のシーンもあって、「驚愕の全編ワンカット」とか言うものだから、いったい昼から夜にどう移行しているのか、そこでどんな映像体験があるのかと期待していたものだから、普通に暗転して暗転明けで夜になっていたときは、肩透かしを喰らったというか、がっかりしました。新しさを感じなかったというのも、そこの期待が裏切られたからだと思う。これはでも、映画より宣伝が悪いと思います。
