アザラシ

1917 命をかけた伝令のアザラシのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5
個人的な好みで酷評してしまってるので、参考にならないと思いますm(_ _)m





戦争中というか、その最前線での友情物語?
2人で攻撃中止命令を最前線に届けるんだ。という設定に始まり、2人の動機が変化しながら進む。
最後は、一秒でも早く届けるための命駆け!

多分、そーゆー映画じゃない!って言われるんだろうけど、もっと愛が欲しかった。
初っ端から息の詰まる展開で、途中苦しくなって、ラストまでそれが続いた。
終わってもなお胸がギューっとなる。
辛かった。

撮影はトコトン拘ってるし、お金も掛けてると思うんだけど、それでも私が驚いたのは、最初の防空壕を歩くシーンと、最後の魅せ場の二箇所のみ。
(というか、何か酔った。珍しく具合悪くなった。もしかしたらこのせいで酷評してるのかもしれない。)

撮影の仕方。ワンカットでしたっけ?
コレについて世間的な評価は知らないけど、私は凄くイイとは思わなかった。
逆に、シーンを分割することの大切さを考えさせられた。
漫画やアニメ、特にアニメだったらシーンを切り替えても切り替えなくても描く枚数は変わらないはず。それでも割る。
割ることの必要性があるからだろう。
(コマ割りといえば石ノ森章太郎…。検索して欲しい。)
だから、割るところも、割らないところも、コレがベストな表現なんだ!と気持ちを込めて作って欲しい。
「割らない」ことに拘るのではなく、「ベストな表現だから割らない」という方向に拘って欲しい。
(二回言っちゃった。)


それにしても、アニメも実写も、最近手を出し始めたけど、どれも凄い。
この映画も凄い。
今の技術で表現できてる方々はその分辛くもあり、幸せでもありそうですね。
って話それてきたから終わり。
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