kuuta

1917 命をかけた伝令のkuutaのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.0
コロナウイルス騒ぎで映画館から足が遠ざかっていたけれど、アカデミー賞が発表されたらソワソワしてやっぱりみにきてしまった。

監督のおじいちゃんの体験を映画化。戦争の無慈悲さとか理不尽さとか悲しさを感じる良い作品で、アカデミー最有力と言われていた作品だけど、たしかに作品賞には少し弱いのかな。

全編ワンカットに見えるように撮影されているので、技術系の賞をことごとく受賞したのは納得です。カットがないのに飽きさせず見せる(というかワンカットであることをあまり意識させない)のはすごいなー。当たり前だけど撮影前に細部まで練られてるわけで。

ずーーっとカメラが追いかけるので臨場感がすごくて、ドキュメンタリーを見ているようでもあった。

長回しが多いから、役者さんも頑張ったのだろうな。
kuuta

kuuta