コロナウイルス騒ぎで映画館から足が遠ざかっていたけれど、アカデミー賞が発表されたらソワソワしてやっぱりみにきてしまった。
監督のおじいちゃんの体験を映画化。戦争の無慈悲さとか理不尽さとか悲しさを感じる良い作品で、アカデミー最有力と言われていた作品だけど、たしかに作品賞には少し弱いのかな。
全編ワンカットに見えるように撮影されているので、技術系の賞をことごとく受賞したのは納得です。カットがないのに飽きさせず見せる(というかワンカットであることをあまり意識させない)のはすごいなー。当たり前だけど撮影前に細部まで練られてるわけで。
ずーーっとカメラが追いかけるので臨場感がすごくて、ドキュメンタリーを見ているようでもあった。
長回しが多いから、役者さんも頑張ったのだろうな。