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異端の鳥のko1のレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.9
同僚で恐らく1番仲が良いのがイギリス人の女の子。
許嫁がいて、そいつ城を3つ持ってるらしい。
結婚して所有権移転登記を終えたらこっそり1つくれないかと約束してる。
その子が、本作を1人で観たらどんよりするから一緒に観ようと。
上記の事もあるので逆らえない!!

モノクロで2時間45分ずっと子供が虐げられてる映画はしんどいって。
空気重いっ。
サウナ1セット12分を8セットやった後くらい疲れた。やったことないけど。

よく生きて行こうと思ったな。絶望の先に何が見えたんだろう。人間って希望を持つから絶望があるわけで、あの子には希望すら無かったのかもしれない。

頭にカラスのシーン、猫の交尾でアバズレ連呼のシーン、大量のネズミに落とすシーン、ヤギの首投げ入れるシーンが好きでした。

良い映画(定義は知らんけど)なのは分かるけど、もう観たくない。疲れるし、苦しいし、辛い。

こっちは時より笑ったり有り得んだろとか発声したりしてる中、彼女はずっと真剣な眼差しで時より涙していた。
考えることが色々あるんだと思う。うちの会社は外資なので、特に今はロシア人もウクライナの人も同じ部署に居たりする。別に彼、彼女達は全く悪くないのに、空気が張り詰めており、毎日毎日悲痛な顔をしております。平和ボケした我々日本人のことを無関心だから好きじゃないと思ってるのかもしれない。

どんな理由があろうと正しい戦争なんて無いと個人的に思っております。
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