きっと猫

エマ、愛の罠のきっと猫のレビュー・感想・評価

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)
3.7
暴力的な「美」
エマの美も映像美も凄まじい。
自己の幸せのために周りを支配していく情熱と彼女の妖美さに男女関係なく心奪われる者たち。

母親としては完璧ではなくて、人間としてなにかが欠落していて、それでいてそばに置いておきたくなる存在。
不道徳な愛。
女性が手を組めば成す術なし。

気持ちいい不協和音。
ラストはぞわぞわ。

自分の妻から「人間コンドーム」と言われるの、どういう心境なんだろう。
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