大変申し訳ないが、かなり言葉は荒ぶるので高評価の方は何とぞこの感想をスッ飛ばして頂きたい。
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…時間を返せとまでは言わないが、
「映画として退屈過ぎる。」
史実に基づく作品として整理整頓は出来ているであろう…多分。
俳優陣にも文句があるワケではない。
とはいえコレは映画として あまりにも抑揚が無く、終始圧倒的に"凪"だ。
だからこそリアリティに繋がると思っているのかもしれない。
実際、ほとんどの事実はソコまで派手なモノではないだろう。
だが、
『ワシは映画が観たいのであって、世界史の勉強がしたいワケではない。』
映画に浸かって、観賞後 史実や理解出来なかった部分が気になり、その結果自ら色々調べるとかならば そりゃ分かる。
でもココまで淡々と事が進むのを見せられるだけでは まるで、
「は〜い、じゃあコレ見てキューバとアメリカの近代史を勉強して下さ〜い。」
と、先生に言われて教材ビデオを見せられてるのと変わらん。
『 ココ、テストに出るから。』
ぐらい言われれば必死にもなるが、映画/Netflixは義務教育じゃねぇし。
とにかくあの内容なのにココまでの緊張感の無さは何なのか?
そもそも史実を忠実/リアルに伝えるならドキュメンタリーには勝てない。
何ならそのドキュメンタリーだって抑揚ある構成があったりする。
なのにコレは2時間以上見せられても
「ナルホドそういう事があったんですねぇ。」
で終わりにしたい気分になる。
別に「映画なんだから作り話でもブッ刺して盛れ!」とか極端に言うつもりもないが、だからってこの緩急の無さには正直参った。
アマ・デ・アルマス、脱ぐ・で・あります。
…とか、ワシだってオスだが「そういうの良いから本編ナンとかしてくれ!」と言いたくなる気分だった。
…イヤ、"気分"じゃない。
言ってた。
内心 再生中ずっと言ってた。
内容にプラス要素が無いワケじゃないが、この尺でこのテンションメーターはもう"睡眠薬"。
レッドブルもメガシャキも対抗不可能。
「久々にペネロペ・クルス見たなぁ。」以外の言葉が出て来ない。
'退屈'が終幕時には"怒り"に変わった。
ワシにはつくづく合わない。
2020年俺ラジー賞候補。