ブラックユーモアホフマン

ホモ・サピエンスの涙のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
3.5
ロイ・アンダーソンは前作『さよなら人類』を観に行ったけどほぼ全編寝たので、実質初鑑賞。今回も少しウトウト。

画の美しさはさすがと思う。どんなカメラとどんなレンズ使ってどう撮ってるのかすごく気になる。

が、話はなあー。あまりにスケッチ集って感じすぎてどうもなあ。スケッチ集未満だな。面白くなりそうなシチュエーションの数々なのに、シチュエーションの紹介だけで終わってその後何の展開もしないから、いやまあだったら別にどうでもいいや、と思っちゃう。

なんだろう、長編化するほどでもない、もしくは長編化はできないアイデアを成仏させるために詰め込んでみました、みたいな企画なんだろうか。

ちなみに地雷で脚を失ってしまった人がバンジョーで弾いてた曲って、あれなんでしたっけ?

【一番好きなシーン】
十字架担ぐ夢見た人。現実のカットになってもまだ夢の中の群衆の声がちょっと聞こえる感じが。いい夢描写。