りゃん

ハニーボーイのりゃんのレビュー・感想・評価

ハニーボーイ(2019年製作の映画)
3.8
Filmarksオンライン試写会。気が滅入っちゃうニュースが続く中、こういった機会をいただけると気分も晴れやかになります☀️ありがとうございます。

今作は、シャイア・ラブーフが自身の体験を基に執筆し、父役として出演しているというびっくりな作品。
こんな過去があったなんて知らなかった…
自身を傷つけた父の態度や言葉を自ら演じ言葉に発するとはどんな気持ちやろ。

泥酔して自動車事故を起こし、更生施設に入るもPTSDだと診断された青年オーティス(ルーカス・ヘッジズ)。原因は、父?!前科者のダッメダメ父(シャイア・ラブーフ)に振り回された少年時代をふりかえるおはなし。
子ども時代のオーティス(=シャイア)はノア・ジュプくんが演じている。

仲よく話してても、急に怒りだし手に負えなくなる父。
だけど、どんなにクズな父でも、父は父。
朝起きない父にコーヒー☕️をそっと置いてあげたり、手を出す父に「出ていかないで」と懇願したシーンは印象的。

普通の父になってほしいと願い、父の愛情を確かめたいオーティス。
褒めることや「ありがとう」すら言わない、素直に可愛がれない、自分勝手な父。

なんといっても、父にぎゅっとされてるときのノア・ジュプくんの笑顔に萌えました♡

正直、何を伝えたかったのかは、あまりわからなかった。意見が分かれる作品かと…
でも、よくよく考えてみたら…
お父さんや共演者や周りの人、これまで関わってきた人達に向けて、いろ〜んな思いやずっと伝えたかった気持ちを表した映画だと思えば、すごく意味ある映画だなと感じた💫

ほっこり。
りゃん

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