よし

マトリックス レザレクションズのよしのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分が作った虚構が実は虚構じゃないとしたら??
という原点回帰+αな問いに精神病み病みキアヌリーブスがノックアウト寸前な序盤から、ばっちりキマリまくってたレザレクション。こういうセルフオマージュみたいなのけっこう好きな方なんだけど、そうでもない人が多いんだろうか。思い入れは結晶化するものだからか。
マトリックスが作者の手を離れてそれぞれの妄想押し付け気味に好き勝手言われてしまうというあの会議のシーンがなんかあーあーという感じ。全体的にとても好きな雰囲気の映画だった。具がパンパンに詰まった食い物。

スミスの立ち位置もより第三勢力感が増して際立ってたし、さまざまなテクノロジーが豊かさを生み出してて技術革新だったし
その他諸々、ディテール細かくてよかったなあ。作り込みがすごい。そしてお待ちかねバレットタイム!バレットタイム!
覚醒したネオに容赦ない攻撃浴びせ続けるのめっちゃ楽しかった。もっかい見たい。

キアヌの衣装はずっと割と普段着だったのが残念だけど、仲間内のセンセーショナル マフィアン グッド ファッションも健在。
年明けはグラサンがたくさん売れるぞ!

やたらと椅子蹴ってきた後ろの2人組が退場時に「最後のシーンとかもけっきょく何が言いたいんやろねー」「まあテーマは愛っていうか、愛があればなんでもできるってことやと思うんやけど、なんか、だから何って感じだったよなー」みたいなことを得意げにぶっておいでになられましたが
うるせぇバカ!これはロミオとジュリエットだったんだよバカ!と僕の内なる声が申しておりました。帰れバカ!
よし

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