お化け屋敷を舞台にしたホラー。
ハロウィンパーティでハイになった大学生6人組は、町外れにある究極のお化け屋敷と書かれたアトラクションに入ってしまう。
最初は屋敷の仕掛けを楽しんでいたのだが…。
系統で言うと13日の金曜日のような感じでしょうか。
お気楽な大学生達が、徐々に自分たちの仲間が減っていく中なんとか逃げようとするといったよくあるお馴染みのプロット。
しかし本作はあらゆる点において「何かが足りない」という印象しか残らなかった。
設定・演出・ストーリーに登場人物、殺人シーンに至るまで非常に中途半端です。
ホラー要素に関してもこれといって目新しいものはなく、終始”いきなり出てきてビックリさせる”というレベルのものしかなかったのが残念。
屋敷がなんだったのかという説明も結局最後までありませんし、それを匂わす演出も見当たりませんでした。
駄作…とまでは言いませんが、まるで平坦な一本の道といった感じの作りで、SAWや13金やハロウィン等の名作ホラーシリーズとは比べるべくもない平凡な一本でした。
