dita

ラスト・パニッシャーのditaのレビュー・感想・評価

ラスト・パニッシャー(2019年製作の映画)
3.5
@ シネ・リーブル梅田 ~未体験ゾーンの映画たち2020~ 

B級映画なのは間違いないけど、ニコケイ映画なのに割と面白いという肩透かし感(錯乱)。そして、ニコケイのバットは今日も絶好調でした(意味深)。

とにかくニコケイが出ずっぱりで、人間の生活&人が持ちうる感情をすべてニコケイに託したというくらいのニコケイ祭りなわけで、若ニコケイ(似せ方が絶妙に微妙)からのシャワーニコケイ、セックスニコケイ(にいたっては10分くらいの間に2回あった)、オープンカーニコケイ、そして弾き語りニコケイで芸達者っぷりを発揮しつつ、やっぱりこの映画の肝となるパパニコケイの切なさと狂気がとてもニコケイで、ニコケイアイドル映画としては満点中の満点。

難点を挙げるとすれば「致死性の不眠症」設定なんてものに頼らなくてもニコケイは大丈夫なのに欲張っちゃったこと、息子のアレがまさに「アレ…?」だったこと、復讐と人情の境界線がよくわからなかったこと、ニコケイと他の役者の演技力に雲泥の差があったこと、まぁ色々あったけど、ニコケイがこれだけ身体張ってがんばってくれたから無問題。ありがとうニコケイ、いつでも全力なあなたを尊敬しています。あなたが再評価されるその日までわたしは応援し続けます。
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