ユースケ

リーサル・ウェポン2 炎の約束のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マーティン・リッグス(メル・ギブソン)&ロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)の凸凹コンビにレオ・ゲッツ(ジョー・ペシ)が加わりコメディ化が加速。【リーサル・ウェポン】シリーズ第二弾はリチャード・ドナー版【三バカ大将】。劇中でリッグスが愛犬のサムと一緒に鑑賞して爆笑しているテレビ番組が【三バカ大将】だから間違いありません。

マータフのおかげで落ち着きを取り戻したリッグスでしたが、彼女と同僚を殺され、トラウマだった嫁の死が交通事故ではなく殺人だった事実を知り、本作でもぶち切れ。目玉がらんらんリーサル・ウェポンのスイッチがオンになり、壮絶な復讐劇の幕が切って落とされる本作。

とにかく、【ヴィジット】のタイラー少年(a.k.a. T-Diamond Stylus)によるファンタスティックなラップにも登場した最終兵器のメル・ギブソン=悪党の頭を車のドアに挟んでカンガンやるシーンと悪党のアジトの支柱を車で引っ張りまくって倒壊させるシーンは必見。
デリック・オコナー(【ザ・グリード】のアルゴノーティカ号の船長の人)演じるキモい殺し屋のキレのある蹴りも要チェック。

他にも、サーフボードを殺し屋の顔面にぶち込むピタゴラスイッチな交通事故、爆弾じかけの便器、釘打ち銃の実戦投入(「くぎ付けだ 」というマータフの人を殺して捨てゼリフが最高)など、みどころ満載。
ついでに、アパルトヘイトについても勉強になってとってもお得です!

ジョー・ペシについて…
私は、本作や【ホーム・アローン】シリーズからジョー・ペシったので安心して鑑賞できましたが、【グッドフェローズ】や【カジノ】からジョー・ペシった方には冷や汗ものの一本です。作品に関連性がない事を心に刻み込んで鑑賞して下さい。

本作でのマータフの家の被害…二階のトイレが爆発、増設中のガレージにて2名死亡。