にく

ロビン・フッド ザ・ビギニングのにくのレビュー・感想・評価

1.2
日本では『フッド・ザ・ビギニング』に便乗して邦題つけたんだろうね(原題は“Robin Hood: The Rebellion ”)、いや、これ、なかなかに酷いロビン・フッド映画。特にどこかのお城でロケしたはいいが、ショット構成がメチャクチャで、映画空間がどうなっているか皆目分からないという。
 物語も、捕らえられたマリアンを救出するため、たった4人(実質3人)でノッティンガム代官の城に乗り込み、グダグダ捕まったり逃げたりするうちになんでだかよく分からないけれど城を制圧できちゃうという。ほとんど城の中であっち行ったりこっち行ったりしてるだけ。単に馬鹿なのかな?ロビンもリトル・ジョンもウィルもマッチもマリアンも。
 ロビンは第3回十字軍から帰って来たらしいんだけど、森に逃げ込んだ後、いろいろ内輪揉めし出す。特に大親友のはずのリトル・ジョンと仲違いして、仲間に裏切られて、大変だね、シャーウッドの森のメリー(陽気)じゃなくなっちゃったメンたちをまとめるのも。
 リチャード1世獅子心王は終ぞ登場せず。帰って来やしねぇ。王弟ジョンもいねぇし。何やってんだ、お前、ちゃんと税金集めろよ。あと、リトル・ジョンの娘、洞窟行った後どうなったんだ? いや、ホントひでえ話だな。ロビン、高いところから落ちても死なないし。死ねよ、あそこから落ちたらよ。
 後で製作背景調べます。
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