ハナカズキ

恐竜が教えてくれたことのハナカズキのレビュー・感想・評価

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)
3.8
仲良くさせて頂いているフォロイーさんに教えていただいたこちらの映画。初めてオランダの映画を見ました。

これは一人の少年が夏休みに訪れていたリゾートの島で現地の少女と出会いそこでの体験を描いた、少年のひと夏の成長物語。

子供たちなりに考え行動する。大人にはない発想力、純粋な友情、家族愛。ちょっと触れた生と死について。なんと言うか、すべてが瑞々しい。無邪気、文字通り邪気の無いこどもたちに、すっかり邪気だらけとなった私は心が洗われるような気がしました。

ヨーロッパ映画はそれほど多く見たことがありませんが、「少年が出てくるヨーロッパ映画にハズレなし」の私の勝手な法則がこれまた当てはまりました。

「ライフ・イズ・ビューティフル」しかり、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」しかり、「日曜日のピュ」しかり。そして何と言っても「ニュー・シネマ・パラダイス」。ヨーロッパ映画は少年の純粋な感性を描き出すのが得意なんでしょうか。


ところで、この映画どうしてこんな邦題にしたんでしょう。原題をほぼ直訳した「テスと過ごした特別な夏休み」とかそんな感じの方が良かったような気がします。
ハナカズキ

ハナカズキ